訪問マッサージはどうやって利用すればいい?
訪問マッサージはどうやって利用すればいい?
訪問マッサージは、国家資格を持ったマッサージ指圧師が歩行困難などの理由で通院が難しい人に対して、自宅や入居施設に訪問してマッサージを行うサービスのことを言います。対象となる利用者の症状によって、施術の内容は異なるため、実際に利用する際は確認が必要です。主に、医師が施術が必要だと認めた人に対して、適用されるサービスであるとも言えます。訪問マッサージを依頼するためには、まずは事業所を決めることから始めなくてはいけません。事業所が決定したら、初回カウンセリングへと進みます。初回カウンセリングでは、指圧師が実際に自宅に訪問して、患者の健康状態や希望、家族の要望などを聞き取る流れとなるでしょう。中には無料体験マッサージを行っている事業所もあります。カウンセリングや無料体験マッサージを受けて、特に問題が内容であれば、訪問マッサージの申し込みを行う流れです。訪問マッサージは、医師の同意書が必要となります。
訪問マッサージは身体に関する悩みをいろいろ相談できる
訪問マッサージは施術を受けるだけでなく、身体に関する相談にも対応しています。あん摩マッサージ指圧師の有資格者が対応するので、プロの客観的な意見を聞けます。例えば日頃どのような運動をすればいいのか、寝つきをよくする方法はないか、といった質問ができるのです。自主的なセルフケアに関しては、当たりもあれば外れもあります。よかれと考えて続けている対策が逆効果になっていることもあるのです。訪問マッサージの利用者がする相談では、筋肉や関節に関するトラブルの内容が多くあります。筋肉と関節は年齢に比例して衰えていき、特に下半身を中心として老化を促進させます。人は足腰から弱ってくると言われていますが、これは下半身に筋肉が集中しているからです。関節に痛みを感じる場合は、同時に関節の可動域が狭くなっているケースが目立ちます。関節がよく動くように調整すれば、自発的に運動する意欲が湧いてくるため、結果として筋力強化につながります。